氏名:山本 幸
所属:白岡中央総合病院/看護部
前提:白岡中央総合 整形外科病棟 39床 看護師26名 看護補助者5名
課題:夜勤帯の仮眠導入(2時間の仮眠の確保)
対応:実態調査、仮眠の時間帯の設定、業務改善、スタッフの意識づけ
結果:平均1.5時間の仮眠の確保
内部環境:
39床 整形外科 (一般病棟) 変形性膝関節症、大腿骨骨折等
看護基準7:1 看護師26名 看護助手5名 夜勤人数:看護師2名 看護助手1名
夜勤体制:2交代制 (17時~翌日9時)
外部環境:
24時間救急患者を受ける新久喜病院が近隣にある
夜勤の仮眠導入 2時間の仮眠の確保
導入前には夜勤での仮眠は0~2時間程度であった。
職員の夜勤へのモチベーションの強化、疲労回復を目的として、看護部全体での取り組みを行うこととなった。
スタッフより(中途採用者)仮眠をとりたいとの要望があった
仮眠をとりたいタッフと、いらないと思っているスタッフがいる
夜勤帯の業務内容などにより(日により)仮眠の時間が確保できる場合とできない場合がある
時間の管理が苦手なスタッフもいる
スタッフへ仮眠の意識付け(参考資料を基に仮眠の必要性を周知)
仮眠時間の設定
業務改善(オムツ交換、ラウンド時間などの時間の調整等)
他部署へのオムツサポートの時間の調整
仮眠場所の確保
仮眠時間の他に食事の取れる時間の調整(30~60分×2)
実態調査
平均1.5時間の仮眠が確保できた
スタッフからの疲労感が軽減したとの声があった
実際にスタッフからの仮眠導入後の感想、意見などを確認していない。
OPEや入院が重なる時などに仮眠時間が確保できない夜勤帯もある。そういった場合にどのように仮眠をとっていくか看護部全体での対策も講じていく必要がある。
他部署からの視点ではもっと仮眠が取れるといいという意見があった。今回は2時間という目標で行ってきたが、16時間の連続勤務といったところから、もう少し仮眠の時間を確保できるようにしていくことも今後の課題である。