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医療情報管理:量的カルテ監査運用100%へ

Published onJul 28, 2018
医療情報管理:量的カルテ監査運用100%へ
·

氏名:御牧 秀匡

所属:施設名/部署名 白岡中央総合病院 医療情報管理課

要旨

  • 前提:250床 総合病院 医療情報管理課 3名(管理士2名 パート1名)

  • 課題:量的監査シートを全退院患者に100%作成

  • 対応:業務偏りの分散 重複項目の削除 自部署のマンパワーに対する業務のスリム化・効率化

  • 結果:100%には未達だが、運用は少しずつ回りだしてきている。しかし見直しが必要な点はまだ多い。

前提

  • 内部環境:

    • 250床 医療情報管理課 3名(管理士2名 パート1名)

    • 電子カルテになって約1年半

    • カルテ監査は病棟・医事課・医療情報管理課の三部署でチェックしている

課題

量的監査シートを全退院患者に100%作成


背景

  • 電子カルテになって

    • →病棟の監査者が各担当看護師から病棟所属長のみになった

    • →医事課も監査することになった

  • 6月に業務を引き継いだばかりで、

    • →問題点・運用の把握・変更に時間がかかった

状況の分析

  • 業務が所属長に偏り過ぎているのではないか

  • 看護部・医事課・管理部でチェックが重複しているため、流れが悪くなっているのではないか

  • 医療情報管理課の業務も無駄な部分、効率化できる部分があるのではないか。

    • →管理課の業務を覚えながら、委員会の資料を作る時間の確保など、自分の作業の見直しや、効率化・仕組み化が追い付かないまま通常業務が蓄積されてしまっている(2次監査)。

  • 監査項目が多いのではないか。

アプローチ

【事前監査】看護部の監査者を、受持ちの看護師へ変更し、偏りを分散させる様変更

【一次監査】医事課のチェック項目から看護部との重複項目を削除した

【二次(最終)監査】医療情報管理課の業務も無駄な報告や作業を少しずつ見直し・削減している

結果

100%には未達だが、運用は少しずつ回りだしてきている

議論の残る部分

看護師・医事課がDrの記録を監査するのは必須なのか?

各専門の分野を見直せばよいのではないか?

運用とマンパワーに対して項目数は全項目が必須か?

量的な監査であれば、システムで監査も可能なのではないか?

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