認知症ケア加算に対応できる病棟スタッフの人財育成

認知症ケア加算に対応できる病棟スタッフの人財育成
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Published
Jul 24, 2018

氏名:柳瀬 麻子

所属:白岡中央総合病院/看護部

要旨

  • 前提:内科急性期病棟、認知症状を呈する入院患者が多い

  • 課題:認知症ケア加算の適切な評価と看護記録ができるスタッフの育成

  • 対応:指導者やスタッフ育成と監査シートの運用開始

  • 結果:適切な評価と記録ができるスタッフの育成へつなげられる

前提

環境の紹介

内部環境:

  • 内科急性期病棟、看護加算7対1、病床数 51床、

  • 入院患者平均年齢 約79歳、認知症症状を有する患者が多い

  • 呼吸器(誤嚥性肺炎、肺炎)や循環器(心不全)の疾患が多い

  • 人工呼吸器管理を有する重症患者と慢性期で介護ケアを必要とする患者が多くおり、混在している

  • 訪問看護ステーションを併設しており、地域で在宅療養している患者のレスパイト入院も受け入れている

  • 近隣の精神病院や認知症専門病院から内科疾患の治療を必要とする入院患者の受け入れをしている

  • 正看護師 31名、准看護師 2名、看護補助者 6名

外部環境:近隣に二次医療機関の総合病院がある

  • 近隣に介護施設が多くある、近隣に精神科、認知所専門病院がある 

課題

認知症ケア加算についてスタッフが正しい知識が持てる

認知所ケア加算の必要性をスタッフが理解できる

認知所ケア加算評価をスタッフが適切に評価できる

認知症ケア加算の取り漏れを予防することができる

指導者を育成していく

背景

看護必要度評価に認知症に関する評価項目が追加されることが予測された

適切に加算を取るためには、認知症看護に関する知識と根拠のある看護記録が必要とされる

看護係長の目標管理として、スタッフの人財育成をしていく

状況の分析

高齢で認知症状を有する入院患者割合が多い

加算の取り漏れにより病院経営に影響を及ぼす

アプローチ

監査シートを病棟運用させるため、年間計画を作成

リーダー看護師を主に、目標面接を通じて監査シートの運用について説明

目標面接から、指導者研修への参加を推奨し、研修参画のための勤務調整

監査手順を指導者とともに作成

PNS3グループに各1名ずつ指導者を配置

病棟スタッフに運用手順を説明

監査実施後、スタッフへフィードバック

結果

監査結果をスタッフへフィードバッグして修正することを繰り返すことで、適切に評価、記録ができるようになった

研修修了後の指導者役割を明確化することでモチベーションがあがる

議論の残る部分

監査開始後の実績をデータで分析できていない

病棟運用で開始しているため、運用開始後の評価をもとに看護部全体で共有できていない

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