氏名:高野 圭介(たかの けいすけ)
所属:医療法人社団哺育会 白岡中央総合病院 総務人事課
前提:医療法人社団哺育会 白岡中央総合病院
課題:非常勤当直医師の獲得/評価について
対応:積極的なコミュニケーションと内部環境整備
結果:道半ばではある!
内部環境:
白岡市唯一の総合病院
256床(ケアミックス型)当直体制を内科系・外科系と2診体制としている。
常勤当直担当医師が5名で約20枠担当してくれてはいるが、
残り40枠は外勤医師を探す必要がある。
外部環境:
都内からの交通の便はさほど悪くなく、通勤圏内であると考える。
近隣に新たな病院が誕生し、当院救急の受入件数が減少傾向にある。
非常勤当直医師について、満足できる獲得に至っていない
非常勤医師の評価基準が不明確
非常勤当直医の獲得について
社会的背景として:医師不足
勤務日当日の背景として:救急要請件数、病棟管理、他科医師との関係、看護職員の対応等による勤務医評価の難しさ。
非常勤当直医の評価について
自身の状況として:実際に当直業務に携わっていない為(常勤事務職員すべて)、全て他者評価の収集となってしまい、事務職員側の観点からの状況把握が困難である。
非常勤当直医の獲得/評価について
夜間事務当直を外部委託している為、夜間帯における病院の空気を掴めていない(実際勤務経験なし)ので自分自身で感じとることが出来ていない。
非常勤当直医の獲得について
《勤務医へのアプローチ》
①挨拶 ②自己紹介 ③勤務終了後の感想把握(医師本人より)をルーチンとする。2回目以降は積極的に当直室へ訪問し、たわいもない会話を試み、コミュニケーションを図り情報収集に努める。時には差し入れをする。
非常勤当直医の評価について
《当院職員へのアプローチ》
①看護責任者からのヒアリンング ②現場看護師からのヒアリング 時には愚痴を聞く。
非常勤当直医の獲得について
エージェントを通さずに直接契約できる関係が構築できた(特にGW・年末年始)。
非常勤当直医の評価について
評価基準は不明瞭のままである。
当院在籍中に顔のみえる関係性の医師で当直表を完成させたい。
現場の職員が信頼できる医師を獲得したい。
当直業務に携わるすべての職員の意識が『働きに行きたい病院にするには』に共通しているのか???