医師事務作業補助:スタッフの業務量の平均化

Updated Jul 24, 2018 (1 Older Version)chevron-down
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医師事務作業補助:スタッフの業務量の平均化
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氏名:平澤 優子

所属:医療法人社団哺育会 白岡中央総合病院/メディカルクラーク課


要旨

  • 前提:白岡中央総合病院・領域:医師事務作業補助者業務

  • 課題:スタッフへの業務格差があった。

  • 対応:各自の業務量、業務内容の収集

  • 結果:平均的な業務の振り分けができたが、一部の業務は、リーダー、資格取得者しか出来ない業務があるため、今後の課題である。


前提

環境の紹介

内部環境:

  • 急性期、慢性期、回復期リハビリテーション病棟をもつ白岡唯一の総合病院(2次救急指定)

  • 病床数256床(一般病棟157床、回復期リハ病棟41床、障害者病棟58床)

  • 常勤医師数26名 定期非常勤医師数 15名

  • 医師事務作業補助者体制加算Ⅰ 15対1取得

  • 医師事務作業補助者17名(係長1名・主任2名・一般13名・派遣 1名)

  • 医師事務作業補助者平均年齢 43歳


外部環境:

  • 近隣医療機関(新久喜総合病院、済生会栗橋病院、羽生総合病院)

  • 3次救急受け入れ病院があり、高度医療機器が備わっている病院が近隣にある。


課題

スタッフへの業務格差があり、コアメンバー(リーダー)の業務量過多になってしまった。

背景

当院の医師事務作業補助者は看護部クラークとして働いていたメンバーが、メディカルクラーク課として異動し、設立された新しい部署である。

そのため専門的な医療知識を理解しているスタッフが少なかった。

状況の分析

スタッフ全員が女性であり、平均年齢も他病院と比較した結果、10歳以上年齢が高く、また主婦が多いため、自己研鑽できる時間もとりづらい。

新しい業務に対して消極的である。

その中でも5名のみコアメンバーとして、新しい業務に介入していき、業務拡大の切り口になった。追ってコアメンバーが教育担当となり、他のメンバーへの育成をしているが、コアメンバーが業務過多となってしまった。

アプローチ

一人ひとりの仕事内容を明確にした。

コアメンバーを各科のリーダーとして配置し、スタッフ育成をおこなった。

スタッフ育成として、各科勉強会や診断書作成勉強会を開催した。

週間勤務表にて平均的なスタッフ配置をおこなった。

毎朝8:30から各科朝礼を行い、その後メディカルクラーク課朝礼を行い、常に情報共有し報告、連絡、相談を徹底した。

一人ひとりの各種書類の作成時間、作成件数、作成種類の把握。

個人面談を行い各自に目標をもたせ、次へのステップとしての課題を与える。


結果

以前はひとり1診療科のみの対応だったが、複数科対応できることにより業務の平均化ができ

コアメンバー(リーダー)の負担軽減に繋がった。

勉強会をおこなったことにより、少しずつではあるが、書類作成の質が上がり、白岡市高齢介護課より、介護主治医意見書についてはお褒めの言葉をいただけたことにより、スタッフのやる気にもつながり、書類の質向上になった。

リーダーを中心に各科チーム制にしたことにより、情報共有もしやすくなった。スタッフの意識も変わり始め、リーダーへの協力をするスタッフも増え、仕事への意欲が高まった。

リーダー業務が多少軽減したことにより、新しい業務拡大ができた。(下部内視鏡検査説明をできるようになった)


議論の残る部分

一部の業務に対しては、リーダーや資格取得者のみしか出来ない業務があり、今後資格取得者を増やしていかなければならないため、今後の課題である。


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