感染対策 多職種ラウンドで課題の整理~ラウンド三昧の日々~

感染対策 多職種ラウンドで課題の整理~ラウンド三昧の日々~
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Published
Jan 19, 2019

感染対策 多職種ラウンドで課題の整理~ラウンド三昧の日々~

氏名:松嶋 淳
所属:施設名/部署名

要旨

  • 前提:循環器専門病院

  • 課題:前年度まで、週1回感染対策ラウンドのみを実施していたが、改善点を明らかにすることができていなかった。医療安全や事務部門の改善項目の中にも感染対策が必要な部分が多くあったが共有することができていなかった。

  • 対応:多職種院内ラウンドを通して院内感染対策の遵守及び現状の把握確認のためラウンドを実施することによって改善項目を明らかにする

  • 結果:ラウンドを実施することによって、改善項目を明らかにすることができ、優先順位の高い項目に関しては、委員会やリンクナースと協議・承認を得て改善することができた。

前提

  • 内部環境:320床。循環器専門病院。循環器内科・外科・小児科・産科の診療部門がある。基本的に感染症は、疾患的に少ない現状がある。しかし、感染が発症した場合には、重篤になるため、予防策を遵守していくことが重要である。

  • 外部環境:近隣には、大学病院はあるが大学病院からの転院もある。循環器専門病院は、近くにないため需要がある。

課題

前年度まで、週1回感染対策ラウンドのみを実施していたが、改善点を明らかにすることができていなかった。医療安全や事務部門の改善項目の中にも感染対策が必要な部分が多くあったが改善ができていなかった。

背景

感染制御室に配属となって2年目で、業務的な部分がようやく遂行できてきた状況であった。現場の状況などもラウンドすることで把握していたが改善までに至っていなかった。

状況の分析

週1回の感染対策ラウンドだけでは、現場の遵守状況を把握することしかできていなかった。

医療安全や部署の環境面なども感染管理と関連する部分があるが共同して実施できていなかった。

アプローチ

2018年5月より、看護部長・監理部・医療安全・感染管理で週1回環境ラウンドを実施した。ラウンドの際に、改善が必要な場所を写真に撮り、担当者が改善方法や期限などを決め改善リストを作成した。 *月1回院長ラウンドあり。(毎月第1月曜日)

結果

  • 組織・体制の項目では、看護部・医療安全・感染管理・監理部による多職種チームで連携を強化することによって改善点を可視化し共有することができた。

  • 多職種ラウンドを実施することによって、多くの改善項目を明らかにすることができ、優先順位の高い項目に関しては、委員会やリンクナースで協議・承認を得て改善することができた。

  • ラウンドでは、病棟の環境整備及び清掃関連の改善項目が多く明らかとなり、病棟師長と協力して、段ボールによる管理をプラスチック容器管理に変更することができた。病棟の環境整備を改善することによって感染対策の強化につながった。

議論の残る部分

改善項目が明らかとなったが、解決できていない項目もある。今後は、改善項目を解決するために各病棟の師長及び責任者がラウンドに参加することによって改善項目を増やしていく。

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