ACU大部屋受け持ちスタッフの業務負荷の軽減~排泄介助の時間短縮を目指して~

Updated Jan 20, 2019 (1 Older Version)chevron-down
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ACU大部屋受け持ちスタッフの業務負荷の軽減~排泄介助の時間短縮を目指して~
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ACU大部屋受け持ちスタッフの業務負荷の軽減~排泄介助の時間短縮を目指して~

氏名:山田 めぐみ
所属:榊原記念病院 ACU所属


要旨

  • 前提:榊原記念病院 ACU(Advanced Care Unit:以下ACU) 大部屋(4人部屋+6人部屋)

  • 課題:ACU大部屋から中央汚物室までの動線が長く、業務が繁雑してしまう可能性がある

  • 対応:大部屋前にある汚物室を開放し、排泄物の破棄、使用後の物品の片づけなどに使用した

  • 結果:時間短縮としての明確な評価(時間測定)はしていないが、大部屋での排泄ケア時は、新たに開放した汚物室を使用していることが多い。病棟会で変更後評価をスタッフに確認したが、変更後のデメリットは示されなかった。


前提

  • 榊原記念病院 循環器専門病院
    総病床数:320床うちACU18床 (個室8床:部屋内にトイレ設置あり 大部屋10床:共同トイレ使用)

  • ACUはCCU(Coronary Care Unit:以下CCU)と併設している

  • 味の素スタジアムや武蔵野の森公園などが周囲にあり緑豊かな環境


課題

ACU大部屋から汚物室までの動線が長いことで、スタッフの業務負担となり繁雑化する


背景

  • 中央汚物室は、ACU/CCUの二つの病棟からアプローチできるよう配置されている

  • 共同トイレの横に汚物室は設置されているが、その汚物室では汚物を破棄はしておらず、大部屋患者の排泄時に使用した尿器、ユーリンパなどは中央汚物室へ片づけに行く必要がある

  • ACU病棟を再構成となり、患者数が増加

  • 水分出納管理が必要な患者が多く、排泄後はユーリンパ・尿器の片づけに時間をとられることもある

  • ACU大部屋から中央の汚物室までは距離があり、排泄後の片づけにより患者から離れる時間が生じている

  • 使用後のユーリンパ、尿器などをその都度中央汚物室に持っていくことで感染リスクがある


状況の分析

  • 大部屋の前にある使用していない汚物室を開放させ、使用可能とすれば汚物破棄時や、使用後の片づけの動線は短くなり、スタッフも業務にスムーズに戻れるのではないか?

  • 使用前のユーリンパ・尿をストックとして汚物室に設置することで、中央汚物室まで取りに行く手間がなくなるのではないか?

  • ある程度、使用後の物品が溜まってから片づけたほうが、感染上汚染物を持ち運ぶ回数が減る


アプローチ(以下の順でアプローチ)

  1. 師長に、業務環境改善の相談

    1. (スタッフの業務動線面をメインに変更点及び変更後のメリットを説明)

  2. 過去に使われていなかった理由の把握(使われない理由を解決するための情報収集)

  3. 汚物室を“汚物破棄”の使用とした場合、現状で感染面から大丈夫であるかを感染管理室へ確認し許可を得る

  4. どのように物品を配置することが、行動として“簡単”“楽”であるか?衛生面はどうか?などを自分で動いて実体験し検討を重ねた。

  5. 実体験を踏まえ、物品位置を再度師長と協議し決定

  6. 物品設置、使用後の片づけなどの協力をしてもらうよう、オーダリーに協力を依頼

  7. 決まった内容をサイボーズにてACCUスタッフへ一斉メールし、さらに、申し送り簿にお知らせとして挟み周知してもらった


結果

  • スタッフの動線の短縮により、患者から離れる時間が短くなった

  • 仕事効率が良くなり、煩雑な業務を整えやすくなった

  • 汚物の持ち運ぶ距離が短縮されたことで感染面からもよかったのではないかと思う


議論の残る部分

  • 忙しさの中で、使用後の物品(ユーリンパ、尿器)などが、片づけられず残ってしまうことが見られている。とくに、土曜日、日曜日などオーダリーがいない時の片づけができていない

  • 使用後の物品を時間単位で置いておくことも感染面・衛星面としてどうかを検討

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