臨床工学科業務体系の見直しにともなう残業時間削減の取り組み

臨床工学科業務体系の見直しにともなう残業時間削減の取り組み
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Contributors (1)
Published
Jul 28, 2018

氏名:伊藤 大輔

所属:白岡中央総合病院/臨床工学科

要旨

  • 白岡中央総合病院 診療技術部 臨床工学科(血液浄化業務・医療機器管理業務・ペースメーカー業務など)

  • 課題:全体的な業務較差とそれにともなう残業時間の較差

  • 対応:勤務時間の変更と多様化と業務を分担化

  • 結果:特定のスタッフだけ残業することなく、全員均等に残業するようになり、また全員の残業も減った

前提

  • 白岡中央総合病院 病床数256床 透析病床20床

  • 臨床工学科:8名 

  • 血液浄化業務・医療機器管理業務・ペースメーカー業務など

  • 近隣に新久喜総合病院、済生会栗橋病院、蓮田病院、蓮田一心会病院など

課題

全体的な業務較差とそれにともなう残業時間の較差

背景

それぞれに出来る業務出来ない業務ができてしまい、一部のスタッフには莫大な仕事量があるがそうでないスタッフも居る。また業務終了時間が来ても業務が少し残っている場合、誰が残って誰が帰るのかが明確でないため、結局みんながみんなに気を遣い残っている。

状況の分析

  • それぞれに出来る業務、出来ない業務がある。

  • 一部のスタッフにのみ莫大な仕事量がある

  • 仕事が業務中に終わらない場合、誰が残って誰が帰るのかが明確でない

  • 残業時間を減らすという意識は薄い

アプローチ

  • 勤務時間の変更と多様化

  • 早番勤務、遅番勤務、半日勤務などいろいろな時間帯の勤務体系の構築

  • 年齢や経験に関係なくそれぞれの業務に対して責任者を設け、業務を分担化

  • 役職者に残業を管理してもらい、残業削減の意識づけ

  • 時間内での業務のやり方の見直し

結果

  • 勤務時間を分けることで、早く上がるスタッフと、残るスタッフを明確にし、個々の残業を減らす事が出来た。

  • 業務ごとの責任者を設けることで、業務の平坦化を行う事が出来た。またそれにより、個々の責任者が時間内で仕事が終わるように、業務の計画などを立てるようになった。

  • 役職者に残業管理をしてもらう事で、個々の残業が減った事はもちろん、役職者も残業を意識するようになった。

  • 特定のスタッフだけ残業することなく、全員均等に残業するようになり、また全員の残業も減った。(平成28年度平均 11.7h/月、平成29年度平均 6.8h/月、平成30年度平均 3.7h/月)

議論の残る部分

まだまだ全員が同じ業務で出来るわけではないので、全員がある程度同じように業務が出来るように、個々の知識や技能のレベルを上げるような取り組みを行っていきたい。また各業務を安定して行えるような業務計画を作成していきたい。

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