氏名:並木みゆき
所属:東邦大学医療センター大森病院 / 地域医療支援センター
前提:東邦大学医療センター大森病院
領域:地域連携部門
課題:紹介件数の伸び悩み。医療機関満足度調査のアンケート結果による悪い意見
対応:6つほど取り組んだ
結果:紹介状へのマニュアル作成で医師の初回返信が改善したが、まだまだ課題は山積
東邦大学医療センター大森病院:934床(一般898床、精神36床)
区南部に急性期病院多数あり。紹介患者は大田区が85%。
紹介患者数の伸び悩み
医療機関満足度調査のアンケート結果による悪い意見
病院としての目標である「紹介件数の増加」「院内の質向上」「広報活動の見直し」。
紹介件数が減少している原因は何か?
=>どの診療科が増えて減っているのか半期毎に経年比較
=>昨年、特定の診療科の紹介件数が突出していたが、今年は特に突出している診療科なし。昨年紹介件数が良かった原因は、不明。
紹介状に対する返信マニュアルを作成
医療機関満足度調査のアンケート結果を元に「標語」を作成し、外来ブースへ掲示。
診療予約を電話のみではなく、FAXでも受けられるよう対応。
逆紹介窓口を開設(2名常駐、9:00~16:30)
自己チェックシートを作成し職員へ配布
医療機関訪問の件数を増やす
紹介状に対するマニュアル作成の効果として、医師から連携室へ初回の返信は来るようになった。
但し、中間返信、退院返信が来ない。医師の返信の質が悪く、簡単すぎるという問題も。
その他のアプローチでは今回あまり効果がなかった。
医療機関満足度調査という外部医療機関からの意見ばかり聞くのではなく、院内からの意見も聞くようにしてほしいと院内職員より意見あり。
紹介患者増に向けて、医療機関訪問を新規医療機関に加え、診療科でアピールすべき内容を把握し医療機関訪問の件数を増やしていく。
紹介患者に対する分析ができていない。